2006年10月 5日 (木)

恐るべし「アタック25」カンニング騒動

10月4日午前2時に書いた文章がさっそくその日の午後には他のサイトに転載されていて驚いた。いまだにトラックバック慣れしていないもので。

「ブログヘッドライン」というサイトのミクシィ(mixi)にアタック25予選でカンニングしたと?というカテゴリー内に、このニュースに対する感想を書いた多くのブログが紹介されていて、その中に私のブログも入っていた。他の大多数のブログが、「カンニングをしたと告白した19歳の学生」を非難したり、「愚かな事をした」と哀れんだりしている見出しであるのに対して、私の記事の紹介文は

*ゆーのすけーぷ2:大爆笑「アタック25」カンニング
この件に関して言えば、実力の無い人を優勝させてしまうほど、他の3人が頑張ってなかったということに尽きるのではないだろうか
http://euno.cocolog-wbs.com/euno/2006/10/25_714e.html

なんか一人だけ学生をかばっているような文章になっている。論旨を明確にする文章を書くのが苦手なため、駄文を連ねていく過程で「結局何が言いたいんだろう」と自分でもわからなくなることがよくある。この時は長々と文章を書いていて、その中で上記の一文が出たのだが、その長文を要約したものがこの一文だった、という訳ではない。うまく纏めることができなかったのは歯痒いが、「結局クイズに対して真摯な態度で臨んでいるかどうかは、クイズ好きからしてみれば即座にわかる」ということを言いたかったのだ(と思う)。

前回の記事で、私は自分自身が昨年「アタック25」の試験を受けた時の事を書いたが、そこで感じたことは「出演する人間を決めるのはあくまで番組制作者の裁量である」ということだった。「アタック25」の番組内で試験の様子をドキュメンタリーにして「筆記試験で○点以上を獲得した者だけが出場する資格を得る」などと発表していたのならば話は別だが、「面白そうな奴だから」という理由で出演が決まるのもありだと思う。実際、クイズの実力は抜群だが、「声が小さい(ボソボソっと喋る)」「顔がテレビ出演に耐えられない(なんて失礼な!)」「華がない」といった理由で出演が見送られた人だってたくさんいただろう。

今回番組の制作者は、「クイズの実力が無い(一定の、クイズ好きから見て納得いくレベルに達しない)」人間を出演させたという「失策(エラー)」を犯したわけだが、それは何らかの責任が生ずることではない。例えば、「楽屋で仲間内にバカうけする芸人がいたのでバラエティ番組に出演させたが、本番ではまったく受けなかった」というのと同レベルだ。受けない芸人を連れてきたからといって制作者が責任を取らされることは無い。しかも結果から言えば、実力不足にもかかわらず優勝してしまうという点で、この「失策」は番組的には結果オーライでさえあったと言えるのだ。

「筆記試験」で「カンニング」というと、すぐに大学の入学試験のカンニングを連想して、「ルール違反だ」「最低野郎だ」と非難に走りがちである。しかし「大学入試」は「筆記試験の成績の良い順に合格していく」ことが内外に対して明確だから「カンニングはルール違反」になるのだが、アタック25の試験は非公開だし、合格基準も公表してない。「筆記試験」はあくまで「こいつがもし出演したらこれぐらい答えるだろう」というのを予測するのに使用しているのであって、「点数が高いから合格」とは誰も言っていない。たまたま「レベルの低い戦いは制作陣として見せたくはない」というのが従来の番組のスタイルだったというだけである。はっきり言ってしまえば、各大学のクイズ研究会でエースと呼ばれるような人たち(筆記試験で30問中28問以上正解するようなレベル)を集めて「大学生大会」を行ったら、彼など出る幕も与えられなかっただろう。今回はそのような趣向を避けて(前回チラッと書いたが、猛者ばかりが集まると、みんな問題を最後まで聞かずに頭の中で問題を推測して早押ししてしまうので「お立ち」が多くなる。さらに視聴者が問題を聞いてテレビの前で答える機会が失われるので、「見ていてつまらない」回になってしまうのだ)、今回は同じくらいのレベルの出場者を集めたと推測されるのだ。

カンニングをしたという行為自体は決して褒められることではないが、彼も、番組制作者も「何ら約束をたがえる行為はしていない」事だけは明白である。その辺のことをきちんと理解しないで、ただ短絡的にその人の人格にまで踏み入って非難をするようなことだけはあってはならないと思うのだ。ただ、クイズ好きはそのことを理解していても、世間一般のマジョリティ(多数派意見)がどう出るかはわからないんだよな。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2006年10月 4日 (水)

大爆笑「アタック25」カンニング

パソコン中心の生活を送っていると、従来のテレビ番組の魅力というものは大幅に薄れていく。常に「パソコンを開くかテレビを見るか」の選択を強いられていると、そのうちテレビの「放送時間に合わせて見る」という行為がおっくうになってしまうのだ。そのうち、見たいと思っていた番組を見逃しても、まあいっかと思ってしまうようになる。

しかしながらそんな私が唯一、毎週欠かさず見ている番組が日曜1時25分からの「アタック25」(ABC/テレビ朝日系)である。日曜日に出かける週はもちろん録画しておく。我が家のビデオデッキは現在この番組専用となっている。

以前のブログに書いたが、私は2005年2月に「アタック25」の静岡県予選に参加。筆記・面接を経て「オファーが来たら出演してください」という通知まで来たがオファーは来ず、現在は2回目の静岡県予選を待っている段階である。

さて今回目にした記事というのは、2006年10月1日、つまり今週の放送で出演し優勝した19歳の大学生が、2006年6月に受けた筆記試験で「カンニングした」事を「mixi」(詳しくは知らないが、仲間内だけが閲覧できるページなんだよね)に記載。放送終了後にこのmixi記事の存在を「ネット上の匿名掲示板」で暴露され、各方面から非難を浴びているというものだった。読んでて大爆笑だった。

そういえば「ずいぶんと素人がいる」と思わせる答えっぷりであった。「北極圏内で1年の大半が凍結した大地を何というか」という問題に「フィヨルド」と答えるなど、「クイズに多少なりとも心得のある人間なら決して口にしない答え」を平気で答えていた。はっきり言えば「こいつ心得があるかどうか」というのは見る人が見れば一発でわかる。以前「クイズ$ミリオネア」で、「クイズ王」と呼ばれる人が「バスコ・ダ・ガマが到達したのはどこ?」という問題で、首をかしげて悩んでいるそぶりを見て「こいつわかってるのに悩んでるふりをしている」というのを一発で見抜いてしまったことがあった(それ以降この番組は出演者もある程度演出を強いられるのだと思い、私はこの番組を見なくなった)。当然その逆もしかり。芸能人大会など、優勝を狙って来た人と顔見せで出演しているタレントは一目瞭然であった。具体的には今年の「アタック25芸能人大会」(2006年9月放送)では「博多華丸・大吉」は顔見せ(出演することに意味があった)、「ジャガー横田夫妻」は数合わせ(この人この番組見たこと無いのに出たでしょ)、「魚住りえ・山口もえ組」は完全に優勝狙い(これぐらいしっかり答えてくれると嬉しい。けど2人で声を合わせて答えるあたりは演出かも?)といった感じだった。(あと1組は誰だっけ?あ、日曜日の顔、小遊三と木久蔵だった。まるで答えないから記憶から消えかかっていたよ。)

筆記試験を受けた私から言うと、番組の出演者を決める試験だから、学校の試験のように「点数の良い方から10人が面接に進む」というわけではないことだけは記しておきたい。非常に短い時間(たしか15分だったかな?)で30問の筆記試験を行う。「大阪府などのレベルの高いところでは28問以上正解が当たり前だったりします」とABCの担当者に脅される。私が受けたときは50人ほどが受験し、私を含めて10人ほどが面接に進んだ。私は良くて20問ぐらい、もっと低かったかもしれない。しかも当時発表されたばかりの「芥川賞・直木賞の受賞作品」など、最低限チェックしておかなければいけないことを調べ忘れて試験に臨んでしまった。単純に成績上位者10名だったら間違いなく落とされていただろう。実は試験用紙と同時にプロフィールを書く用紙も同時に回収する。私はそこで「インターネットで○○の仕事をしている」「趣味は落語」「得意ジャンルは○○」といった設問に答えている。他にも「どんなクイズ番組に出たことがあるか」とか「出演するとしたら忙しくて出られない月は何月か」などの設問もあった。そういったプロフィールを見て「こいつ出してみたら面白いかも」という選抜は当然されていると思う。そして筆記試験は、「番組に出して太刀打ちできずに消える(答えないので存在感が無くなる)ことがないかどうか」を測るために行うのだと思う。センター試験の足切りのように、最低ラインが設けてあって、最低限そこをクリアしてれば「戦えるだろう」と判断しているのだろう。

今回の19歳の大学生は、プロフィールやキャラクターといった点で担当者に「受けて」出演を勝ち取ったのだろう。事実クイズの実力は素人以下であったが(それをカンニングで補ったのだが)、それでも果敢にアタックすることで優勝するという、これはまさにこの番組における新境地「下手な鉄砲数撃ちゃ当たる」を切り開いたフロンティアとして評価されるべきだろう。従来だとこれだけ誤答が多いと(彼は6問正解に対して7問不正解を出している)、25枚行かないでクイズ終了になってしまう(このような事態は1年に1度ほど発生する。問題打ち切りは大抵クイズマニア同士の戦いでみんな問題を聞かずに早押しする回で発生する)のだが、今回はちゃんと枠に収まったのだから、制作者側からすれば万々歳だったわけだ。

クイズ好きの人が抱く感想は、一般の人のそれとは若干ずれがあるかもしれない。この件に関して言えば、実力の無い人を優勝させてしまうほど、他の3人が頑張ってなかったということに尽きるのではないだろうか。数ある年代別の大会で、「大学生大会」は小さい頃から見ていて一番問題のレベルが高いカテゴリーだと思っていたが、今回は問題のレベルも並だった。他の人が優勝していれば、カンニングをばらされて話題になることも無かっただろう。彼にとっては巡り合わせが悪く回ってしまったのかもしれない。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2006年9月24日 (日)

第244回toto反省会

アクセス解析をよく見ているが、そういえば「○回反省会」って題名の記事はほとんど読まれていないようだ。読まれてはいるかもしれないが、この記事へ検索でたどり着くことは少ないようだ。次はこのたぐいの記事を読んでもらえるように頑張らねば。というよりまずは予想を当てなければ。

[1]浦和-清水【1-0】予想は2。いや「予想は1で希望が2だった」んだ…。浦和はエコパで敗れた借りはきっちり返してきた。ホームでは負けなしの強さだ。清水は春先の快進撃を支えたフレッシュなメンバーのうち藤本・兵働が離脱で失速中。とうとう5位に落ちた。

[2]横浜M-名古屋【2-1】予想は1で的中。さすがは横浜、エースが抜けても田中隼がいる。名古屋は一時の勢いにかげりか?といっても下位の中では強いから相手によっては勝つだろう。

[3]福岡-C大阪【1-0】予想は1で的中。今回の重要なポイントと位置づけ、当てることが出来た。これで再び福岡17位、C大阪18位に。人の足を引っ張ることは得意。しかし相変わらずどちらも苦しい。

[4]磐田-大分【2-3】予想は1。ここは悔しい。磐田は一度は逆転しながら再度逆転され敗北。勝てないにしても引き分けで勝点1を獲るしぶとさが見られなかったのは残念。若い選手が多い大分は来年当たり、今年の川崎のような役回りを演じるかもしれない。

[5]広島-大宮【1-0】予想は1で的中。今節はホーム側の勝利が多い。このカードも順位では下の広島がホームの利を生かして見事勝利。個々のタレントではもっと上位にいてもおかしくないチームだけに、この勝利を当てられて良かった。

[6]千葉-京都【2-0】予想は1で的中。ここも千葉が調子を落としていたがこのホームで立ち直った。いよいよ京都もがけっぷちライン突破(15位以上)が難しくなってきた。Jリーグファンとしては、「2チームが1年でJ2に逆戻り」というのは見たくないのだが…。

[7]G大阪-川崎【4-0】予想は2。ここも「予想は1、希望が2」だったんだが、思いのほか大差がついた。これは事実上、川崎の優勝争い脱落と見ていいか。浦和・G大阪の2強時代か。Jリーグ開幕年の最下位争いしてた両チームがねぇ…。

[8]鹿島-F東京【3-2】予想は1で的中。しかし「ロースコアでは鹿島、取り合いならF東京有利」とした私の展開予想は外したようだ。ま、鹿島の「獲るべき人」は柳沢ではなくて、フェルナンドなんだろう。F東京はこの日の粘りを次につなげたい。

[9]新潟-甲府【3-0】予想は1で的中。ひそかに今後のtotoをにらむ上で重要な試合だった。ホームで圧倒的声援を受ける新潟が甲府を倒した。甲府はアウェーで連勝できない。これからも甲府は、「ホームで善戦、アウェーで苦戦」の原則を守って賭ければ良い様だ。

[10]徳島-柏【0-0】予想は2。ここはとりあえずは柏の勝利を予想してしまうよ。相変わらず苦戦しているな。神戸がお休みだったので首位に返り咲いたという。徳島の善戦をほめるべきか?このチームのことほとんど何も知らない。

[11]東京V-山形【1-0】予想は0。東京Vは引き分けが少ないんだから、勝利と予想すればよかったんだろうか?少ないからそろそろ来るかもと思ったんだろな。相変わらず山形は強いんだか弱いんだかわからない。

[12]横浜C-草津【0-2】予想は1。去年だったら驚かないが、今年の成績で草津の勝利は予想外だった。とはいえここしばらく、草津がいい結果を出すようになっていたんだった。今回草津の勝利を「0%」としてしまっていた。天気予報で「降水確率0%」と発表して雨が降るようなものか。(こんなに正解率の低い天気予報ではさぞかし困るだろうな…)

[13]湘南-札幌【1-6】予想は2で的中。これはいったいどうしたこと?湘南ホームでこの惨敗は驚きだ。札幌は7位のままだが得失点差+5を得て、上(5位鳥栖・6位東京V)がコケればすぐにでも5位まで狙える状態だ。

13試合中7試合的中。久々の勝ち越しかも。

ちなみに「BIG」の14試合目は、鳥栖-仙台【1-0】

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年3月 2日 (木)

挑戦、再び

私は根っからのクイズ好きである。百科事典こそ読みあさらなかったものの、学習まんがなどは好んで何冊も読んだものである。「アメリカ横断ウルトラクイズ」は毎年楽しみにしていたし、高校時代は1回だけ「高校生クイズ」の予選にも行ったことがある。1問目で敗退したけれど。

大学に入った時も、クイズ研いるかなーとキャンパス内をうろうろしていたら落研(落語研究会)につかまって、結局入部してしまったのだが、大学のクイズ愛好会の活動は気にかけていた。

そんなクイズ愛好会で私の一年先輩の板坂さんが出演したこともあるクイズ番組-純粋な視聴者参加のクイズ番組としては唯一現存している番組といって過言ではない-大阪放送(ABC)の『アタック25』に初めて応募したのは昨年のことであった。

インターネットからエントリーしたがやがて静岡県予選のハガキが届いた。2005年2月某日、静岡県内の某所にて(って静岡あさひテレビしかないんだけど)予選が行われた。詳細は省略するが筆記と面接を終え、2週間後にはハガキが届いた。「平成17年3月1日から1年間有効」その間に番組出場が回ってきたら参加してくださいねという通知であった。

その間毎週オンエアをチェックして出題傾向を研究した。今までも日曜日に家にいる週はほぼ毎週見ていたが、この1年は外出している日も録画して見るようにしていた。そして・・・

オファーはなく期限の3月1日は過ぎた。1年目の挑戦はここに終わりを告げた。

しかし、やらねばならないことはある。さっそく2回目のエントリーをしてきた。なにしろこの1年間、番組オンエアを見るたびに「筆記でもっと答えられただろう」と自らのふがいない筆記試験のことを思い出さずにはおれなかった。ここ半年は「今受ければもっといい点取れるよ」「はやく次の筆記を受けたいよ」と思うようになっていた。

2年目のシーズンがスタートした。この続きは予選の案内が届いてからだ。

きょうのひとこと 3月1日は今から52年前、われらが静岡県焼津市の漁船「第五福竜丸」がビキニ環礁で「死の灰」を浴びた「第五福竜丸事件」の起こった日だ。核兵器の廃絶を世界に訴えるため、市民はこの日、焼津駅から事件の犠牲者の墓まで歩くのだ。水着のビキニとの関連性は、同じ年に布地の少ない水着が発表され、欧米人が「ビキニ環礁事件のようにショッキングだ!」と言ったからだといわれている。

| | コメント (0) | トラックバック (0)