知らなかった
ここまでのスワローズはなかなか借金を減らす事ができない戦いぶりなので、結果以外くわしい事をみていなかったのだが、「リグス解雇」の記事を書くにあたってスワローズのホームページをいろいろチェックしていたらビックリする事実に突き当たった。
なんと、現在ヤクルトの二軍が絶好調らしい。
「由規が○○選手と対決!」といったニュース以外、ヤクルトの二軍がニュースになることなど皆無なので完全にノーマークだったが、なんと6月から7月にかけて、チームは怒涛の10連勝を飾っていたというのだ。7月8日に楽天に敗れて連勝が止まったものの、翌日の試合では11-2と大暴れし楽天に雪辱を果たしている。得点力不足に悩む一軍と対照的に、ランナーを出してタイムリーで返してというそつのない攻撃で幾度となく勝利を手繰り寄せているのだ。全員で結果を出そうとチームワークも大したものだろう。いっそ総入れ替えして戦わせたらなんて一瞬思ったが投手のレベルが全然違うから無理だろうとすぐにわれに返った。
苦手意識を植え付けられている阪神と中日がイースタンにいないという事でのびのびやっているのかもしれないが、それにしたって大物ルーキーが君臨する日本ハムやら、チームで一番高給取りの選手(イ・スンヨプ)が居座る巨人とかを相手にこの成績なんだから大したものだ。
スワローズのファームには一軍での活躍を夢見て必死になっている選手がわんさかいるんだろう。そしてそんな選手達をもっとも象徴しているのが、現在一軍の畠山選手だろう。
昨年まで一軍では目立った成績を残していない畠山だが、今年一軍に昇格してからはなんといきなり4番に定着。12球団でもっとも年俸の低い(推定900万円)4番なんて言われちゃっているが、ファームでの活躍が認められての起用である事は間違いない。ただ、ファームでは長距離砲でも、一軍ではここまでわずかに本塁打は2本と、一軍でのパワー不足は否めない。「4番」というよりも、勝負強さから「青木の後を任せられている」と考えた方が良さそうだ。ガイエルが2軍に落ちて、現在のメンバーで一番本塁打が期待できるのが青木だから、スワローズは3番を頂点にクリーンナップが形成されているということだろうか。
この10連勝中に、若い選手が大半を占める野手陣の中で主軸を張っていたのがリグスだった。残念無念。
ファームを注目するなら何といっても一軍で人材不足の投手陣、特に先発要員だ。現在のファームの先発投手は、ゴンザレス、伊藤、由規、木田、高市となっている。ゴンザレス自身は「あと1回か2回投げたあとで一軍に合流したい」と言っているようだが、果たして首脳陣の評価はどうなんだろうか。一軍の先発コマ不足に対処すべく、密かに準備を進めているのが大ベテラン木田の先発起用だという事だが、果たして実現するだろうか。確かに、一軍での実績に乏しい伊藤、由規、高市をギャンブルで一軍に送り込むよりは理にかなった方法だ。下柳や山本昌のように大ベテランが先発ローテーションというのは、やはりかっこいい。投手陣の平均年齢が急激に低くなっているスワローズにベテランの話題が出るのは刺激にもなる。
中継ぎ陣も見ておかなければ。先発の完投が異様に少ないスワローズにおいて、中継ぎの重要性は非常に高い。高田監督は勝ち試合には判で押したように押本と林を起用する。いまは長い連勝がないからいいものの、上位を狙うなら連勝していかなきゃならない。押本・林が登板過多でリタイアしないように他の中継ぎ投手がしっかりしなくちゃ。二軍の投手陣の中で、佐藤や花田、鎌田といった面々はいつでも一軍OKといったところだろう。あとは新婚の高井や、一軍定着を目指したい吉川、一軍経験は少ないけれど西崎や上原といった投手もも面白そう。
やっぱ二軍の試合は毎日チェックしなくちゃいけないな。スワローズファンなら。ストレスの溜まる一軍の試合と対照的に、気持ちが前向きになるね。
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