例年2月の中旬ぐらいだと思われていた「週刊ベースボール」の「プロ野球名鑑号」が何と2月の第1週に出ていたという事を先週末に初めて知ったので買ってきた。
私は毎年この名鑑号を買っている。さらに2月下旬頃に出る、文庫本サイズの「日刊スポーツ」の選手名鑑もだいたい買っている。「なぜ2冊?」と思われる方もいるかもしれないが、わかっていただける御仁も多いことだろう。選手の寸評などは記者の主観が入りやすいものだし、年俸は推定だから会社が違えば選手の年俸欄も違ったりしている。選手のプロフィール、好きな女性のタイプや趣味など、本人から新しい情報を仕入れない限りはその会社の前年の記述がそのまま載っていたりする。そんな事もあって選手のことを良く知るには最低2種類の名鑑が必要なのだと私は考えている。
といってもプロ野球選手なのだから、野球に関係のない項目が本当の目的ではない。何しろ私は「パワプロWii」で「我らがスワローズ」を作っているので、最低でも投手18人、野手22人のスワローズの選手の大まかなデータが必要なのだ。専門的なデータ集を買ったほうがいいのかもしれないが、私が欲しい情報は、投手なら大まかな投球フォーム(オーバースロー、スリークォーター、サイドスロー等)と得意な変化球、野手ならセールスポイント(俊足、強肩、巧打か豪打か等)と内野手ならポジションといったところである。もちろん、一軍の試合によく出る選手ならいくらでも調べようがあるわけだが、1チーム40人の詳細なデータを探すのは容易ではない。公式ホームページでファームでどんなポジションで出場したかとかを並行して調べている。
投手の変化球は、「多彩な変化球」とか書かれている選手も多いが、近年の「パワプロ」シリーズの「サクセス」だと、3種類以上の変化球を持たせると極端に必要ポイント数がかかるので、得意な変化球を2種類、もしくは3種類に絞って作るのだが、調べていくと「スライダー」「カットボール」「フォーク」「チェンジアップ」が得意という選手が多い。方向で言うと「横(進行方向)」と「下」の2つである。結局のところ18人のうち半分ぐらいはこの2方向という、同じようなタイプの投手になってしまい、複数の投手を使い分ける楽しみが半減してしまう。そこで「カーブも投げられる」「シンカー・スクリューを織り交ぜて」とか「シュートを習得中」とかいった情報を拾い上げて、どうにか上記のパターン以外の選手にしようと考えているのである。そうやってニュースを見ていると、巨人の上原投手など「シュート」を習得しようとしている選手は多いみたいだ。進行方向の逆に曲がる変化球で右投手なら右打者の内角に入り込む球となる。野村監督がヤクルト時代に川崎にシュートを磨かせて大活躍させたなんてエピソードも思い出される。しかし、「スライダーとシュート」というのは、中日の岩瀬投手をパワプロ内ではそうなっているが、実際のプロ野球では非常に有効なコンビネーションなのだろうが、「パワプロ」では打者がミート打ちにして水平に構えていればどっちに曲がっても対応されてしまうという事情があるのであまり好きではない。パワプロ的には「スライダーとシンカー・スクリュー」「カーブとシュート」といったコンビネーションがいいな。それにしてもほとんどの選手が「スライダー」もしくは「カットボール」を持っていることは変わりないようだ。
ファームでしか出てない内野手のポジションは名鑑にも載っていないことが多い。どの試合にどのポジションで出たということを1試合ずつ調べていけばいいが、去年そうだったから今年もそう起用されるとは限らない。大体は複数のポジションとなる事が多いが、最近では、よくわからない選手のポジションは自分なりに適正を考えてこんなふうに決めている。
「左投げの内野手」→「一塁手」(他の内野はほぼ不可能)
「肩が強い」→「三塁手」(いちばん遠い距離を送球しなければならない)
「足が速い」→「二塁手」
「守備が上手い」→「遊撃手」(足も肩も高いに越した事はない)
「長距離バッター」→「一塁手」(筋力経験点をすべてパワーに消費する)
「中距離バッター」→「三塁手」(肩力を上げるために筋力経験点を消費するから)
まあ、パワプロをやっている人にはセオリーすぎる話ではあるが。これを選手名鑑のコメントに照らし合わせてみて、自分なりに「キミはこのポジション」にコンバートしていくのだ。
これだけ出版が早いと、「パウエルがオリックスに載ってたりして」と思ったが、どちらの球団にも載っていなかった。